2019-08-23

薄毛は遺伝?

以前から 言われている

髪の毛が薄くなるのは遺伝が原因か?

 

成人男性の4人に1人が悩んでいると言われる「薄毛」

4人に1人よりも もっと多いような気がしますが・・・

 

その中でも 男性の薄毛の原因の90%以上といわれる

AGA(男性型脱毛症)は 遺伝と密接な関係があると言われています。

 

AGA(男性型脱毛症)のメカニズム

男性ホルモンがあるのですが 血液を通って 体中を流れ

頭皮に存在する5αリダクターゼ(酵素)と結びつくことで

DHT(ジヒドロテストステロン)に変換されます。

 

このDHTが 脱毛の原因となるものを作り

毛母細胞を萎縮させ 毛髪の成長を阻害し 抜け毛・薄毛を促進します。

 

AGAと遺伝との関係

男性ホルモンの量 と

5αリダクターゼの量 は

遺伝で引き継ぐと言われています。

 

薄毛の原因になる素を作るのは

遺伝によって 量が決まるので

抜け毛・薄毛は遺伝によるものと言われているように

やっぱり 遺伝によるものは大きいです。

 

それでも 男性ホルモン 5αリタグターゼ

どちらかが多いだけでは 脱毛することはなく

二つがくっついて 初めて 脱毛の原因となるので

二つがくっつかなければ 脱毛しません。

 

もちろん 元々 遺伝によって

男性ホルモン 5αリダクターゼの量が

少なければ 脱毛しにくいのは間違いないです。

 

例えば 筋肉隆々で 髭が濃く

いかにも 男性ホルモンが多そうな男性でも

5αリタグターゼの量が少なければ 脱毛しません。

 

5αリタグターゼの活性度が高いと

DHTを過剰につくりだす体質になります。

この体質が遺伝により受け継いでしまった場合は

AGAになりやすいと言われていて

 

5αリタグターゼの活性を持つ遺伝子は優性遺伝のため

父親 母親のどちらか一方でも その遺伝子を持っていれば

それは子供にも遺伝されてしまいます。

 

薄毛は よく言われているように

遺伝によって 原因が作られているのは間違いないです。

 

隔世遺伝と言われるのは

薄毛は 遺伝と聞くのと同じぐらい

母方の隔世遺伝と言うのも聞いた事があると思いますが

 

それは 脱毛の原因のDHTが

男性ホルモンレセプターというものと くっついて

脱毛を起こしていくのですが

 

男性ホルモンレセプターの感受性の遺伝子は

X染色体上にあるため 母方に薄毛の人がいると

遺伝(隔世遺伝)しやすいと言われていることで

 

抜け毛・薄毛は 隔世遺伝と言われるのです。

 




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