2019-10-02

アミノ酸系シャンプー

アミノ酸系シャンプーと言うのは

「アミノ酸」に由来する洗浄成分を使っている

シャンプー剤のことです。

 

よく アミノ酸系シャンプーに入っている成分としては

  • ~グルタミン酸
  • ~アラニン
  • ~グリシン
  • ~タウリン
  • ~サルコシン
  • ~アスパラギン酸

というような洗浄成分が入っているものが

アミノ酸系シャンプーと言われています。

複数の成分を合わせて 使われていることもあります。

 

 

メリット

頭皮に優しい

低刺激で 肌に優しい成分になっているので

敏感肌の人 赤ちゃんにも 安心して使うことができます。

 

アミノ酸の「肌への優しさ」は

頭皮を弱酸性に保つ効果にも表れています。

 

人の肌はもともと弱酸性ですが

一般的に売られているシャンプーは

洗浄力が強い分 頭皮をアルカリ性にする傾向がありますが

 

アミノ酸系シャンプーは 人の肌と同じ

弱酸性になっているので 頭皮に負担がかかりにくいです。

 

高い保湿力

アミノ酸は 肌の保湿にも重要な役割を担っているため

使用することで頭皮の乾燥を防ぐことができ

髪の毛にツヤを持たせ 高い保湿力がある。

一般的なシャンプーは 洗浄力が高いので

使用することによって 頭皮に必要な皮脂まで落とので

頭皮や髪が乾燥してしまうことがあります。

 

頭皮が乾燥すると 髪がパサパサになるだけでなく

皮膚の表面を守ろうとして

皮脂が過剰な分泌を起こして 髪がべたつくこともありますが

 

アミノ酸系シャンプーは 頭皮のダメージを いたわりながら洗髪し

皮脂と水分のバランスを整えることができるのです。

 

フケ 抜け毛 薄毛が気になる人も

アミノ酸系シャンプーで 頭皮を健康な状態に持っていくのがオススメです。

 

カラーの色持ちが良くなる

洗浄力が優しいので 色が落ちにくい。

 

日々のシャンプーなどで カラーは少しずつ落ちていきます。

水 汗で髪の毛が濡れた時に

キューティクルが開くことによって

カラーの色素が 流れて出て行くのですが

洗浄力の強いものだと より 流れます。

 

その分 洗浄力の弱いものだと

カラーが流れ出て行くのが 最小限で

カラーの色持ちが 若干 良くなります。

 

デメリット

洗浄力が弱い

アミノ酸系シャンプーは 低刺激な分

一般的なシャンプーに比べて 洗浄力は弱いです。

ので 整髪料を落としきれないことがあります。

 

もちろん しっかりと洗えば 落ちるのですが

洗浄力が弱い分だけ 流したりが大事だったりと

少し 時間がかかるのは デメリットですし

 

脂性肌の人 夏に汗をかいた時などは

余分な脂を落としきれずに 残してしまう可能性があり

洗いあがりのさっぱり感は 減ります。

 

基本 価格が高い

アミノ酸系シャンプーは 価格が高いです。

シャンプーの価格は 原材料の価格が上がれば

もちろん 高くなるのは当たり前なのですが

 

アミノ酸系洗浄成分は 原材料が高いために

一般的な界面活性剤を使っているシャンプーより

価格が高めになってしまいます。

 

仕方がないといえば 仕方がないのですが

価格は 高くなっています。

 

美容室で取り扱っているシャンプーは

ほとんどが アミノ酸系シャンプーなので

高いのも これが理由です。

 

少しややこしいのですが

アミノ酸だけを洗浄成分として使っているのが

アミノ酸シャンプー

 

アミノ酸を主成分として 補助で石油系を混ぜているのが

アミノ酸系シャンプー

 

石油系を主成分として アミノ酸を混ぜているのが

アミノ酸配合シャンプー

 

本当 ややこしいのですが

「アミノ酸」という文字が入っているからと言って

全てが安心なわけでなくて

 

選ぶなら アミノ酸シャンプー アミノ酸系シャンプーです。

アミノ酸配合シャンプーになってくると

それは もう 石油系シャンプーと一緒です。

 




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